電灯の見直し

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蓄電池の導入に向けて家中の電気使用量の再確認と見直しを始めました。いくら蓄電池とはいえ、能力が限られているので少しでも電力使用量の少ない方がベター、これは当たり前。

もしあなたが白熱灯などを使っているのなら、まず、考えるべきは電灯です。
かくいう私は4年前の3.11以前から少しずつLED電球を使い始めていたのですが、使用電力を一段と下げるため、3.11後は日常よく使う箇所をLEDに総入れ替えしました。でも、当時はLEDの価格が高かったため、あまり使わない電灯はLED化しませんでした。今回はそれらを全部LED化したのです。

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led1502拙宅は建坪約150平米の木造家屋。使っている電灯は居間客間の天井灯の100Wクラスが4つとシーリング灯が8つ、あとは60Wクラスと40Wクラスが多数。屋外灯が7つ。ベッドサイドの手元灯などを含めると50灯。

小さな手元灯まで含めて数えると電灯数が多いのですが、日々使うのは居間、キッチン、洗面・風呂・トイレ、それに玄関と門周囲です。東電福一原発が事故った後、せめて日常用は電力消費を抑えようと考え、LED電球に取り替えました。


4年前は100W級の明るさのLEDボール球が約1万円、60W級でも約6000円で、高いなぁと思いました。現在は100W級で3000円弱、60W級で2000円弱、40W級で1500円弱と随分こなれたため、やっと全灯LED化できました。これもまた「木の葉のお金」対応の1つです。

さて、どこまで照明電力を減らすことができたのか。既にほとんどがLED化していますから、今回の仕上げで大幅に減るということはないのですが、蓄電池との関係もあり、念のため以前と比較して見積もってみます。

まず、使用時間。室内灯の使用時間は暗くなってから約6時間くらい。居間の天井灯とキッチンの一部以外はオンオフしています。屋外電灯はセンサー調光で、夜間の12時間のうち3分の1も使っていないでしょう。

miti1502bとすると、室内は居間の天井灯が16W2つで 16 x 2 x 6 = 192Wh。キッチンと玄関で100Wh、洗面トイレお風呂で50Wh、その他併せても350Wh程度。屋外の常用灯は消費電力6Wのものが3つ。6 x 3 x 12hr/3 = 72Wh。合わせると約420Wh。LEDを使う前だったら、この10倍くらいですから、LED電灯の導入効果は非常に大きなものがあります。

実測値から推定すると、拙宅の場合、電灯以外の電気使用量は1日平均6.6kWh前後。LEDのおかげで電灯による消費量が0.42kWh程度に減ったので、合計使用量は7kWhと従来の約7割になりました(実際にはソーラー発電で売電しているので会計的には違う数字です、念のため(注1))。

減った理由は、以前は白熱灯を採用していたからです(注2)。もともと蛍光灯を使っている家庭では効果が薄くなるかもしれませんが、白熱灯が多い家庭では簡単かつ強力な電力の削減方法になるはずです。

さてさて、もっともっと電力消費を抑えるためにはどうするか。電灯以外の電力消費に手をつけなければなりません。個々の電機機器の買い換え時期にはより小さなものへ替える、より省電力型へ替える、必要性の薄いものは使用しないようにする、あるいは電気以外で対処できるものは交換を考慮する等々でしょうか。

拙宅ではエアコンを設置していませんので、その分の電力消費がありません。TVは14インチ液晶でほとんど見ないのでたいした電力消費にはなっていません。電気を食うのは冷蔵庫、お風呂の換気扇(風呂場の湿気を防ぐため毎日入浴後3時間くらい稼働)、それにパソコンや通信機器でしょうか。調理用家電機器もいろいろあるし、夏季の除湿器は電気を大食い。冬季の加湿器や布団を温めるために使う布団乾燥機などが問題になります(拙宅の電力消費がなかなか減らない理由はここ)。

miti1502これらは現在の生活実態と密接に関係していますから変更はややこしい。計画している蓄電池の容量であれば現在の夜間電力を賄えそうだと確認できたとは言え、やはり、電力消費を減らすには、シンプルな生活指向のライフスタイルを考えなければ、と再確認した次第です。

(注1)先日、「夜間は5~7kWh消費(これは買電)」と書きましたが、この数字は拙宅の最近15年間の平均であり、電灯をLED化した現在はこの半分くらいです。

(注2)蛍光灯は波長分布が自然光とは異なるとか、色合いがもう1つで料理が美味しく見えないとかの理由で、拙宅では白熱灯を採用していました。使用時間を抑えれば電力消費も減らせるというスタンスでしたが、現実は難しく、LED化によって電力消費を大幅に減らせました。